わかりやすく結論から先に言っておくと、
「楽天の業績推移、本業は絶好調!
ただ買収案件はあまり良い結果が出てないから減益なだけ」
連続減益「楽天三木谷氏”自信”語る」への反応
昨日、東洋経済オンラインさんの記事でこんなのがあった。
ちなみに、この記事に対するNewsPicksのネガティブコメントはだいたいこんな感じ
- News Picksでは批判が多い三木谷さんですが、徹底的に海外に打って出る姿勢はブレなく素晴らしい
- 時価総額1,5兆円もある企業の社長が、弱気な発言なんてできるか!
- 楽天はまだまだ減速していくと予想します
- 連続減益で弱気になってちゃそもそも今、楽天存在しないですよねw
- 楽天の海外事業は上手くいく気がしません
- なんというか、楽天及び三木谷さんのサービスやM&Aなどで、ワクワクすることないんですよ。
- すぐメール送りつけようしてくるのが嫌い
ただね、ポジティブコメントもボチボチあるんだよねー
- News Picksでは批判が多い三木谷さんですが、徹底的に海外に打って出る姿勢はブレなく素晴らしい
- 本業は増益傾向キープ。強がりでも何でもなく実際に楽観しているのだろうと思います
- 三木谷さんの空気読まない力は眼を見張るものがあります。これは大事な能力です
だから、「最近の楽天って結局どーなん?」ってのが気になるから業績等をざっくり調べてみるよー。
最近の「楽天」って結局どーなん?
【楽天市場】
楽天って、ECの「楽天市場」のイメージが強いよね?
そんでもって「楽天市場」って最近はあまりパッとしないイメージ。
アマゾンに押されちゃったりとかね。
そこで「楽天市場」の国内流通総額を見てみる。
(※国内EC流通総額は「楽天市場」の流通総額に加え、トラベル、楽天マート、楽びんなどの流通額を合算した額)
すると、
(IR資料からキャプチャ)
「え?意外にも、2016年は2015年に比べて流通総額は順調にアップしてる!」
楽天が2月13日に発表した2016年1~12月期連結業績。
国内ECの流通総額は前期比12.0%増の3兆95億円。
(※ちなみに日本のアマゾンの流通総額は前期比19.3%増で日本円にして1兆86億円)
【楽天の金融業】
「楽天は金融業が堅調」って話しを聞いたことがあるんだよね。
ま、正直楽天のイメージって「楽天市場」しかない。
ってわけで、一応その楽天の金融業関係の業績を見てみる。
すると、
(IR資料からキャプチャ)
楽天カードマン絶好調やんけ!!!
(IR資料からキャプチャ)
楽天銀行も堅調!
その他にも楽天が運営してる金融系も好調だった。
「楽天」結局どーなん?
ってわけで、本業は絶好調!
「じゃあ”連続減益”って何よ?」と思ってちょっと調べたらこの原因は、買収案件が上手くいかなくて減損処理したって理由みたい。
その買収案件がなければ問題なく連続増益。
つまり、
「楽天の業績推移、本業は絶好調!
ただ買収案件はあまり良い結果が出てないから減益なだけ」
そして株価は??
そこで「楽天」の株価を見てる♪すると、
(楽天株価:2015年1月〜2017年2月現在)
2015年の3月に最高値をつけ、現在はその半額以下!
お!これは面白い!
本業の事業は絶好調だけど株価はだだ下がり中だからね。笑
もちろん今後の楽天の海外展開や買収案件次第でもあるけど。
まー現状はなんとも言えないけど、なんかの楽天関係のスキャンダルとかが出て株価が一気にどーんと下がれば絶対に買いだね♪
チャオ☆